子供も2歳となると出来ることが増え、やらせてあげたいことも増えてきますよね。
でも2歳ころの子供といえば、イヤイヤ期。機嫌が悪いと何もしてくれないですから、そんな時期にどんな知育をどんな風にすればよいかお悩みのお父さんお母さんは多いのではないでしょうか?
今回の記事では「2歳児にはどんな知育をするとよいのか?」、「その知育には効果があるのか?」、「そしてどんな知育玩具あるか?」、「イヤイヤ期の知育のコツ」について紹介しています。
2歳児に良い知育その1【指を使った遊び】

2歳の頃に限らず、手を使うことは脳を発達させる上で非常に重要な動作です。
1歳の頃に比べて手先がうまく使えるようになった今こそ、より複雑な動きをさせてあげることで、脳をしっかり発達させてあげましょう!
もちろんこの時期に手や指の動きをたくさんした子は手先が器用になりますよ。
指を使える知育玩具その1【積み木】
前回1歳児篇でも紹介しましたが、積み木は複雑なものを作ろうとすればするほど、繊細な指の動きが必要になるのでおすすめです。
1歳のころに比べて大きく複雑なものを作れるようにたくさん積み木を用意してあげましょう。
少々高額ですが、安全面を考えると信頼できるメーカー・国製のものが良いです。
指を使える知育玩具その2【はさみ】
玩具というより道具ですが、これからの生活に欠かせないものです。
わたしたち大人にとってはハサミを使う事は難しくないですが、実はハサミは意外と使うのにスキルが必要なんです。
正しく持てなければ切れないですし、線に沿って切るのも、うまく指を使えなければ難しいのです。
はじめてのハサミ練習には以下がおすすめです。
プラスチック製のハサミなので安心です!
楽しくはさみで遊ぶなら切り抜きです!
指を使える知育玩具その3【折り紙】
指先を繊細に動かすといえば、折り紙です。
指先の動きだけでなく、折り紙を折る上で想像力や記憶力が鍛えられます!
簡単に出来る折り紙ですが、注意があります。
積み木やはさみと違って、折り紙は折り方を丁寧に教えてあげる必要があります。
折り紙の折り方の本が売られているので、そちらを参考に丁寧にお子さんに折るところを見せながら教えてあげてください。
たくさん種類があってどれを選んでよいか分からない方向けに、こちらの本をおすすめしておきます。
幼稚園・保育園に行く前の準備としておすすめです!
もっと複雑なものを作れそうであれば、こちらもおすすめです。
本を見せながら教えてあげると、自分から本を見て折るようになります。一人では難しいようなら丁寧に教えてあげてください。
大切なのは一人でできるかではなく、やるかどうかです。
上で紹介した2冊はかぶる部分もありますが、2歳になりたての子には1冊目の本から始めてあげてください。
2歳児に良い知育その2【楽器】

楽器を習わせたいとお考えのパパさんママさんは多いですが、いつから始めたら良いか分からない方も多いと思います。
実は耳や手の機能が発達してきた2歳の今が、まさに楽器を始める上で最適なタイミングなのです。
なぜ、このタイミングが最適なのでしょうか?
それは今よりも前の段階(1歳の頃)では楽器を習う程度にまで発達できておらず、それより後の段階(3歳、4歳以降)では急速な発達の期間からずれてしまうからなのです。
幼児の発達はとてつもないスピードで起こりますが、期間ごとに発達する機能が違います。耳の聞く力や手を動かす動作などの生きる上で必須の機能の発達は比較的初期の頃に起こります。
もちろん5歳以降も発達しますが、2歳の今の方が伸びしろが大きいというわけです。
ですから、楽器を習わせたいとお考えならぜひともこの時期に始められることをおススメします!
定番のピアノやギター、バイオリンのスクールでは、リズムを取る練習など基本的な事から始めてくれるのでおすすめです。
2歳児に良い知育その3【絵本の読み聞かせ】
賢い子に育つための条件としてよく言われるのが、3歳までに1万冊の読み聞かせをしてもらえたか?ということです。
有名な話なので、すでに積極的に読み聞かせをしている方が多いと思います。どんどん読み聞かせをしてあげましょう。
1万冊読み聞かせのコツ
1万冊の本を購入するのは資金的にも本棚のスペース的にもほとんどの方は無理ですし、無駄なので方法はおすすめしません。これから成長するにしたがって、絵本以外にも本は必要になります。
おすすめは下で紹介しているような完成度の高い絵本のみを購入し、それ以外は図書館で借りて読み聞かせをするという方法です。
図書館で借りれば、節約になりますし、内容を読み聞かせる前に確認もできます。そしてなにより、借りられる期間があるので、それまでに読み聞かせるようにすれば、順調に1万冊に近づくことが出来ます。
その中でお子さんが気に入った本があれば、購入し本棚に置いておくというスタイル、いかがでしょうか?
【厳選!】おすすめ読み聞かせ本5冊(随時更新)
一万冊挙げるのはもちろん無理ですが、社員さんが読み聞かせてあげたことのある絵本の内、特にお子さんからの評価が高かったものを厳選しました!
社員さん的には、以下の絵本はかなり子供が喜んでくれるそうです。
りんごかもしれない
比較的新しい本で私は知らなかったのですが、さまざまな賞を取りまくっている人気の本らしいです!ちなみに社内アンケートでは断トツでトップでした。
きんぎょがにげた
逃げた金魚を絵の中から探す絵本です。きっと夢中になって探すはず!
ねずみくんシリーズ
大人気のねずみくんシリーズです!
昔からありますが、どの話も面白くお子さんがはまること間違いなしです!!
くれよんのくろくん
こちらも根強い人気があるようで、読み終えた子は猛烈にクレヨンで絵を描きたい衝動にかられるようです。
読み聞かせ前にはクレヨンと画用紙の準備を忘れずに(笑)
ぜったいにおしちゃダメ?
「押しちゃダメと言われれば、押したくなる」のは子供も大人も一緒です。そんな感覚をお子さんに味わわせるようにして読んであげてください!
絵本の読み聞かせがあまり好きでない子でも、この本になら食いついてきますよ!
2歳児に良い知育その4【その他】
特別に行う知育でなくても日常生活の自然な流れで出来る知育もあります。
服を自分の力で着たり、畳んだり、手を洗ったり、使ったおもちゃをなおしたりと何気ない日常生活の行動をしっかりとさせることが知育になります。
イヤイヤ期の知育のコツ
2歳ごろの子は気分が乗れば何でもやりますが、気分が乗らなければ大抵のことはやろうとしてくれません(泣)
そんなときはその4で紹介したような簡単なことをやってみたり、それでもダメならいったんあきらめましょう。2歳の頃は急速に発達しますから、気分が乗って集中力がある時に知育を行うのが一番です。
イヤイヤやるのではお子さんの負担にもなりますし、パパやママの負担にもなります。そして何より怖いのが、イヤイヤやるのが子供にとって日常になってしまう事です。
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